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2018年 春のお花

 

我が家の庭に咲いているお花たちを紹介します。

 

春の花は香りが良いので、ほんの少し部屋に飾るだけでも、心身が深く癒されます。それに、生気に満ちた花のもつ自然なエネルギーを気づかぬうちにチャージできるので『からだ』は元気になり『こころ』を潤すこともできます。

 

そんなお花をこころのままに自由にデザインしてみました。

 

 

フキノトウ
フキノトウ

 

フキノトウは、フキみそにして食します。ほろ苦い味が毒素を浄化して、春のからだを元気にしてくれます。

 

 


今年の椿は、たくさんを花をつけてくれました
今年の椿は、たくさんを花をつけてくれました

 

道行く人たちに「椿がすごいね!!」と言われるほど、今年はたくさんの花をつけてくれました。

 

 

 

雪柳もこんもり花をつけました
雪柳もこんもり花をつけました

 

 

雪柳は少し甘い香りがします。玄関に飾ると、甘い香りに気分がほぐれます。香りを楽しむためだけに花を挿すときは、あまりあたまであれこれ考えずに雪柳の流れのままに挿します。

 

 

 

雪柳のフラワーデザイン
雪柳のフラワーデザイン

 

 

この白くて小さな花の自然な流れが、京都御所に咲いていた花たちを連想させました。

 

なぜか、雅な気分になってしまい、小さな船にのったお姫様が雪柳が咲きみだれている池で水遊びをしている風景が浮かびました。わたしは、時々、花を眺めていると、どこかにトリップしてファンタジーな気分にひたってしまうところがあります。

 

 


ムスカリ
ムスカリ
小瓶のムスカリをコップにいれて・・
小瓶のムスカリをコップにいれて・・

 

ムスカリをスパイスの小瓶に挿して、それをコップに入れます。さて、どんなデザインになるでしょう・・。

 

 

 

ムスカリと白山吹のフラワーデザイン
ムスカリと白山吹のフラワーデザイン

 

ムスカリのまわりに白山吹をぐる~っと挿したら、こんな感じになりました。白山吹は、ほぼ2日ぐらいで散ってしまいますが、落ちが花びらも可愛らしいのです。

 

 

 

上から見ると・・
上から見ると・・

 

このデザインは、360度、どこからみても楽しめるデザインになっています。見る角度によって表情が変わるので、ぐるぐる回して一番お気に入りのポジションを正面にします。

 

 

 

白山吹
白山吹

 

白山吹は、毎年、たくさんの花をつけてくれます。となりのチューリップは、小学校の春の花壇を思い出させてくれます。

 

 


色んな花が咲きだします
色んな花が咲きだします

 

花ニラ、水仙、チューリップ、ムスカリ、なでしこ、キンギョソウ、アリッサム、ノースボール・・など春の花が咲きだしました。

 

 

 

花ニラと白山吹のフラワーデザイン
花ニラと白山吹のフラワーデザイン

 

まずは、花ニラをさりげなく挿してみました。

 

元気な花ニラさんたちは、あちこち向いています。なかには、カメラ目線の目立ちたがり屋さんもいます。そんな花ニラを左脇からこっそり眺めている白山吹さんと『目立ってもいいよ!!』と控えめな白山吹さんもいます。

 

 

 

花ニラと白山吹のフラワーデザイン Ⅱ
花ニラと白山吹のフラワーデザイン Ⅱ

 

こちらの花ニラさんたちは、正面を向いたお行儀のいいグループと伸びやかに流れている自由なグループが仲良く一緒にいます。そんな花ニラに白山吹がそっと寄り添っています。

 

 

 

チューリップとミニ水仙と白山吹の花あしらい
チューリップとミニ水仙と白山吹の花あしらい

 

庭で楽しんだピンクのチューリップを飾りたくなり、庭のほかの仲間たちを一輪づつ添えてみました。それぞれの花は、ただ自然にありたいように一緒にいるという感じです。

 

玄関に飾ると・・水仙のいい香りがします。もう、これだけで気分がアップ↑します。

 

 

 

♪水仙はいい香り~♬
♪水仙はいい香り~♬

 

水仙は、どれもとてもいい香りがします。花ニラもいい香りがしますので、玄関に飾るフラワーアレンジをデザインしてみました。

 

 

 

水仙と花ニラと白山吹のフラワーアレンジメント
水仙と花ニラと白山吹のフラワーアレンジメント

 

上記の写真のとおり、水仙たちが寄り添っている風景が垣間みえるようにしながら、白山吹や花ニラを伸びやかにアレンジしてみました。

 

 

 

玄関に飾り数日すると・・
玄関に飾り数日すると・・

 

玄関に飾ると・・花ニラは光の方に向き(左から光がはいります)をならえ、2日ほどで花を落とす白山吹たちは葉ばかりになってしまいました。そこで、花ニラの流れが際立つように白山吹を少し控え目に手直ししました。

 

 

 

光の方に向きをならう花ニラ
光の方に向きをならう花ニラ

 

右上からみると花ニラの生き物としての力強さがよくわかります。こういう生気は目には見えませんが、わたしたち人間の生気にもエネルギーをあたえてくれます!!

 

春の花たちは、香りがよく・・冬の間に眠っていたエネルギーを目覚めさてくれることが、とてもありがたく感じます。

 

 

 

上記フラワーアレンジメントのベース(土台)
上記フラワーアレンジメントのベース(土台)

 

できるだけ、フローラルフォーム(吸水性スポンジ)をつかいたくないので、こんな感じにしてみました。フローラルフォームは、ビニールカップを固定する役目と花ニラなどの茎が柔らかく短いものをアレンジしやくするために使用しています。

 

水仙たちは、剣山に真っすぐに挿し、しっかり固定します。花ニラは、茎が柔らかいので、フローラルフォームに爪楊枝などで小さな穴をあけたところに挿していきます。白山吹はそのまま水に挿したり、フローラルフォームに挿したりしてバランスをとります。

 

 


斑入りの椿
斑入りの椿

 

斑入りの椿も今年はたくさん花をつけてくれました。きれいどころのお花を選んで飾ることにしました。

 

 

 

摘み取った椿を水揚げしてます
摘み取った椿を水揚げしてます

 

摘み取った花をただ、水揚げするためにペットボトルをカットした器にいれただけでも素敵です!!。何も考えず無造作だから、落ちてしまった花も葉っぱもナチュラルで、これもまた「♬いとおかし~♪」なのです。

 

 

 

椿ケーキのフラワーアレンジメント
椿ケーキのフラワーアレンジメント

 

少々、天邪鬼なわたしは、無造作でも素敵に見えた椿をメカニカルにアレンジしたくなってしまいました。そこで、大きなカメリアをつくり、これをケーキにみたてることを思いつきました。

 

フローラルフォーム(吸水性スポンジ)をベースにしています。

 

 

 

テーブルに飾って椿のケーキを楽しみます💛
テーブルに飾って椿のケーキを楽しみます💛

 

この椿はほんのりいい香りがします。それに、ボリューミーな感じなので見ごたえがあり部屋が華やぎます。

 

 

 

一花と一蕾の椿の花あしらい
一花と一蕾の椿の花あしらい

 

メカニカルなアレンジを楽しんだ後は、何でもない花あしらいがしたくなります。ただ、挿しただけの椿です。

 

 

 

背中あわせの双子の椿
背中あわせの双子の椿
角度を変えてみると一輪みたい・・
角度を変えてみると一輪みたい・・
落ちた椿の先には、新芽が・・
落ちた椿の先には、新芽が・・

 

花は落ち朽ちても、そのあとには新芽がすくすくと芽を伸ばしています。命のサイクルを垣間見るのも、花を愛おしく感じる瞬間です。

 

 

 

少しモダンな椿のフラワーアレンジメント
少しモダンな椿のフラワーアレンジメント

 

花器に水をいれ、茎の長さを適当にそろえた椿を並べただけのアレンジです。椿の花は、知らぬ間に落ちていることもありますが、こちらのデザインでは、花が落ちることをあまり心配せず楽しむことができました。

 

 


紫蘭
紫蘭

 

紫蘭は下から次々に花をつけてくれますし、どんどん花芽をだしてくれます。

 

 

 

紫蘭をナチュラルに花あしらい
紫蘭をナチュラルに花あしらい
白つつじと紫蘭の花あしらい
白つつじと紫蘭の花あしらい

 

上記2つの紫蘭の花あしらいは、あたまで考えずに自然ななりに従って挿しています。自然ななりに従っていないと、花がすぐに枯れてしまうので、そこは気にとめるポイントになります。

 

 

 

紫蘭をズーム!!
紫蘭をズーム!!

 

こういう曲線を描く姿は、なんとも優美な感じがします。

 

 

 

紫蘭の花あしらい
紫蘭の花あしらい

 

紫蘭の葉っぱと花は、絶妙な均衡を保っているので決して倒れたりしません。こういう緊張感があたりの空気をピリッと清めてくれる感じがします。

 

 

 

上からみると・・
上からみると・・

 

100均で買った器に100均で買った小さな剣山をいれ、そこに挿しています。

 

 

 

100均の小皿・・わたしのお気に入り
100均の小皿・・わたしのお気に入り

 

わたしは器のことはよくわかりません。ただ、一つ一つ職人さんがつくった民芸の器も好きですが、100均の器も気に入ったものはたいせつに使います。

 

100均の器はきっと大量生産されていると思いますが、そこに携わる人たちはみんな、少しでも良いものをつくろうとこころをこめて仕事をしておられることをこれらの器を見て感じとり、とてもありがたく思います。なので、気に入ったものはたとえ割れてしまってもボンドではりあわせてたいせつに使っています。

 

なぜか、愛着がわいて手放せなくなってしまいます。

 

 


キスゲ
キスゲ

 

オレンジがかった黄色い花は、一気に庭を明るくします。

 

 

 

キスゲの花あしらい
キスゲの花あしらい

 

上の写真のとおり、キスゲの花は外に放射するような姿で咲くので、それにならって挿します。

 

というより、摘み取った花と葉っぱをラッパ型(先が広がっているタイプ)の花器に挿すと自然に放射状に広がってくれますので、あとは、花と葉っぱが適当に散らばるようにすると自然な感じになります。

 

 

 

キスゲのフラワーデザイン
キスゲのフラワーデザイン

 

こちらは、それぞれの花と葉っぱがもつ特性を活かせるようなデザインにしました。

 

花や葉っぱの茎(ステム)には、流れや動きがあります。その流れや動きは、空間で『面や線』となりさまざまな表情をみせてくれます。また、それらの表情があわせもつ『陰影』もひとつの美としてとらえます。

 

 


官能的なジャーマンアイリス
官能的なジャーマンアイリス
艶めかしい姿が香り立つ・・
艶めかしい姿が香り立つ・・

 

ジャーマンアイリスは、姿麗しく気品に満ちた香りがします。そんなお花の奥をのぞきこむと艶めかしいエネルギーである『エロス』を感じ、生命の力強さを感じます。

 

自分を深く見つめていると、人も花もつくづく似ているところがあると感じるこの頃です。また、この『エロスのエネルギー』≠『性エネルギー』に生き物たちは、日々、つき動かされ生かされていることも強く感じます。

 

ただひとつ、人と花の大きな違いと言えば、生命の源泉である『エロス』を花は神聖なものとして美しく謳歌しているのに、人は、肉体に宿る『エロス』を理性でおおいかくし『本性』を偽り、『エロス』を美しいものとして肯定的にとらえられずにいることです。

 

そして、わたしもまたそのひとりであり、『感情』と『五感+第六感』をこの『エロス』に常に揺り動かされ『こころ』と『からだ』が反応していることを認知している日々でもあります。

 

『こころ』も『からだ』も『ありのままの魂』に素直になれば『獣』である自分を肯定でき、『エロス』は決して忌み嫌うことなどないことに目覚め、生命を尊ぶ神聖なものとして『昇華』され自らの『エロス』を『神から授かった花』としてとらえられるようになることでしょう。

 

そんな境地に達したいと願い、いつでも『本当の自分でいる!!』ことに精進している日々です。

 

 

 

ジャーマンアイリスの花あしらい
ジャーマンアイリスの花あしらい

 

ごくごく自然に一つ一つの花の姿が見えるように挿しています。このとき、たいせつなのは、当たり前のことのようですが、それぞれの花が咲き開く空間をつくってあげることにあります。

 

 

 

1本のジャーマンアイリスの花あしらい
1本のジャーマンアイリスの花あしらい

 

これは、1本のジャーマンアイリスです。葉っぱは、黄色くなり元気がなくなってきたのでとってしまいました。

 

この花の配置は、花のデザインの基本となる配置です。この花あしらいは、自然の姿がデザインの基本となることを教えてくれるよい見本となりました。

 

 

2017年-春から晩夏の庭-小さなアレンジもあわせてご覧ください。