5月1日・・
我が家の庭のつつじです。
今年は、花つきが、やや少ない感じがしますが、ピンクと白のつつじをほんの少しいただき、部屋に飾ることにしました。
近頃は、自然なままにお花を挿すのが『自分の流』になってきています。
なので、それこそ剪定したままの姿で挿す、実に単純なフラワーデザインがマイブームになっています。
身近にあるお花をとおして『命』の尊さや『生きる』ことについて、ついつい思いを馳せてしまいます。
5月1日・・
2019年5月1日、令和元年の幕開けです。
新しい元号が始まり、これからの時代は、女性が男性と対等に活躍するのが当たり前の時代になってくると思います。
それで、男性と女性、それぞれに自立しながら仲睦まじくあらんことをお花にこめました。
また、これからはますます、社会のルールや常識や慣習にしばられることから解放され、それぞれが自分らしいライフスタイルを求めるようになっていくことでしょう。
自分が描くしあわせのかたちを誰もが自由に選択し、自分らしい生き方を正々堂々と楽しみながらよろこびにあふれた時代になるといいなぁ~と思います。
そんな思いを庭に咲いていたピンクと白のつつじにこめてみました。
お互いの個をそれぞれに尊重しあうことができれば、お互いに笑顔でいられるように感じます。
そのためには、ときには甘えたり、頼ったり、おんぶしてもらうこともありながら、ほどよい距離感を保つこともたいせつになるのだろうと思います。
この器は、陶芸教室で焼いたものです。半月型をあわせると円になります。
どちらのつつじも茎がとても細く短いので、自然にこんなデザインになりました。
剪定した枝そのままのを剣山に挿しています。
ピンクは一枝、白は二枝をつかっています。
白いつつじは、細い枯れ枝もそのままにしています。
白いつつじは、すごく細く柔らかい枝でした。
これからの時代、もしかしたら・・
みんなを笑顔にできる女性やこどもたちの、大胆な発想を、やさしく細やかな男性たちが、大きな力で実現させることで、世界は、まあ~るくひとつになっていくのかもしれません。
5月1日・・
また、これからの時代、性差や『〇〇は、◇◇であらねばならない』という考えはだんだん姿を消してくるように感じます。
なので、『こころ』の性が女性である人たちは、純粋に女性のもつ『性の美』を思い切り楽しんでもいいのかなぁ~と思います。
いくつになっても『可愛い!!』とか『女の子らしい!!』って、素敵!!だなぁ~と思います。
そんな気持ちをこめて、つつじを挿してみました。
つつじの花びらの淡いピンクのグラデーションにキュンとして、つぼみの少しだけ濃いピンクにキュンキュンします💖。
落ちた3輪の花もほんの少しのお水で元気にしています。
なんという生命力・・こんなに少しのお水でも健気に咲いています。
花びらが透き通っているようで、美し~い!!。
5月1日・・
白のつつじが少しだけ残ったので、小さな花あしらいにしてみました。
つつじの花は、あちこちの方向に花をつけています。
花の向きによって挿し方を変えると、違った雰囲気になり楽しいです。
5月1日・・
普通のドクダミも斑入りのドクダミもあちこちに自生しています。
ピンクのつつじとあわせて、仏様用のお花を挿してみました。
このつつじは、茎が曲がっていて花が下向きになっていますが、これをむりやり立たせようとすると、お花はすぐに縮れて枯れてしまいます。
曲がっているのが自然な姿なのに、矯正しようとすると枯れてしまうのは、人も同じだなぁ~と思います。
どんな姿であっても、ありのままの姿が当人にとっての『自然の姿』であるとすれば、ほかの人が『それは、おかしいとか間違っている』と判断して正そうとできるものではないですよね。
これからは、さまざまな決めつけや偏見もどんどんなくなり、ひとりひとりの『らしさ』を尊重しあう時代になってくると思います。
6月3日・・
ドクダミが我が家の庭のあちこちに見えます。ドクダミは、生命力が旺盛で水に挿しているだけで根を出すほど繁殖力も抜群で、抜いても抜いても減ることはありません。
なので、家によく挿して飾ります。
同じドクダミでも、長さを変えたり、器を変えたり、配置を少し変えると、それぞれ違ったデザインになります。
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ドクダミ①は、庭から採ってきたままを伸びやかに挿しています。『和』にも『洋』にもあうデザインです。
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ドクダミ②は、器を磁器にして茎を2つのパーツにし、花や葉の流れをたいせつにした自然味ある『花あしらい』になりました。大きな空間と流れがみえるデザインにすると自然な感じになり『和』の雰囲気になります。
- ドクダミ③は、*フォーカルポイントがみえるまとまりのある『アレンジ』になりました。花や葉の密度が濃く中心部分に目がいくようにすると『洋』の雰囲気になります。*フォーカルポイントとは、目をひくポイントのことで、中心部分にあります。
ドクダミ②とドクダミ③は、斑入りでない普通のドクダミの配置と葉の位置を変えただけですが、空間と茎や花の流れの違で『和』にしたり『洋』にすることができます。
飾る場所にあわせたデザインができるようになると『フラワーデザイン』が楽しくなります。
①和にも洋にもあうデザイン
②和な雰囲気のデザイン
③洋な雰囲気のデザイン
5月16日・・
赤いつつじが満開になりました。
100均で購入した透明な剣山につつじを挿してみました。
底に吸盤がついているので、器にピッタリくっつき、花を挿しても安定しています。
このようなガラスの器には、うってつけの剣山です。
一見、平面的にみえますが・・
お花のような形をしている器につつじがバランスよく配されるように、奥行きにもつつじを挿しています。
5月16日・・
上記の仏様用のお花のピンクのつつじが終わったので、赤いつつじと差し替えました。
斑入りのドクダミは少しだけ成長しています。
5月16日・・
河原の矢車草もお花が少しづつ小さくなってきました。
赤いつつじといっしょに可愛らしく飾ってみました。
6月3日・・
河原の矢車草も、終わりが近づき花がとっても小さくなりました。
白山吹の新芽とともにアレンジしてみました。
ベースにワイヤーをいれ、白山吹の葉を挿したら、矢車草をいれていきます。
心地よい空間をたいせつにしながら、花が向きたい方向に挿しいれていくと自然な感じにまとまります。
6月11日・・
上記の3つのデザインになったドクダミにブルー系の矢車草をあしらってみました。
ここのところ、急に暑くなり思わず涼を求めたくなってしまいますが、そんなとき、ブルー系のお花があると、やんわりクールダウンさせてもらえます。
6月20日・・
河原の矢車草は、そろそろ終わりそうなのですが、まだまだ咲いています。
摘んできた茎の下をそろえ、水切りし、そのまま小さなプラの器にいれたら、こんな感じになりました。
無作為なものは、美しい!!。といつも感じてしまいます。
6月20日・・
上記の矢車草は、無作為な姿ですが、こちら↓は、デザインを意識したホリゾンタルスタイル風に挿してみました。
庭に出ると、白山吹の花が1輪・2輪・・5輪ほど、こんな時期に咲いてる!! というので、もうすぐ花が開きそうなつぼみをトップにくるようにしてみました。
6月3日・・
矢車草とドクダミで仏様のお花を挿しました。
ドクダミの茎を花がついているところと葉っぱだけのところに分け、花のパートを挿してから、あいてる空間に葉っぱを配すると矢車草の位置が決まってきます。
ドクダミの新芽が伸びようとしている部分をフォーカルポイントにしています。
5月1日・・
近頃は、雑草もアレンジするのがマイブームになっているので、抜かずにおきました。
雑草ってほんとうにすごい生命力があります。
家のなかでも、花の姿を刻一刻と変えて、成長のすごさを見せてくれます。
1日経った姿を見るとわかりますが、斑入りのドクダミはぐ~んと成長しています。
「本当にこんなになったの~???」と驚かれるかもしれませんが、まぎれもない事実です。
わたしもビックリです。
ハルジョンも花数が増えてました。
5月1日・・
雪ノ下が赤い茎をのばしています。
いつ、可憐なお花をつけてくれるでしょうか?
庭を眺めるのが楽しみになってきました。
5月1日・・
てんとう虫も元気です!!。
5月16日・・
すずらんが満開になりました。
すずらんは花束にしてみました。
スパイラル(螺旋状)にどの花もイキイキと見えるように束ねていきます。
すずんらんは、花のわりに葉っぱが大きいので、できあがった花束は花より葉っぱが主役のように見えます。
バランスよく束ねられるとスパイラルにした茎がしっかり立ちます。
玄関は、すずらんのさわやかな香りが漂いとてもいい気分です。
5月16日・・
紫蘭が満開になりました。
赤いバラは、これで7部ぐらいの花つきで、このあと1週間後には、もう少し花がつきました。
紫蘭と赤いバラをたっぷりつかって、大きなアレンジメントに仕上げました。
丸い剣山をいれて挿してます。
5月24日・・
紫蘭も花が終わりに近づき、下方の花がしおれ落ち上方に2~3輪の花がついているのばかりになってきました。
それでも、茎のラインが美しかったので、あえて葉っぱを短めにしながら、茎のラインと葉っぱの流れが見えるように挿しました。
器の底に4㎝ほど吸水性スポンジを敷きつめ、挿しています。
5月24日・・
とうとう先の方だけになった紫蘭は、こんなふうに葉っぱも短くしてモダンにしてみました。
こんなさり気ないデザインでも、お部屋にちょっとあるだけで、あたりの空気が変わります。
5月30日・・
お散歩に行く河原に雑草のように咲いている黄色い花は、オオキンケイギクというそうで、北米原産の多年草で、5月~7月にかけて咲き、繁殖力が強いため在来生態系に被害を与えると言われているそうです。
けれども、黄色が元気をくれるので、摘んで我が家の庭の花といっしょに花あしらいしてみました。
終わり近くになった紫蘭のなかに、小さな紫蘭を発見!! しかも、小さいのに花先に2輪ついているのは珍しかったので、オオキンケイギクとあわせてみました。
カップ酒の空き瓶に挿してみました。
レースの敷物をすると、一帯の空気感が変わり『お花を飾って楽しんでます・・』という気分が盛り上がります。
6月6日・・
上記の花あしらいにドクダミとオオキンケイギクをさらにたし、紫蘭の大きめの葉っぱをとりました。
奥行きに小さめのオオキンケイギクと葉っぱをあしらうことで、平面的ではなく立体的な作品に仕上がります。
このようなさり気ない花あしらいがあるだけで、あたりの空気がほっこりしてきます。
6月20日・・
河原のオオキンケイギクと矢車草とドクダミのそっくり同じ花材で、二つのアレンジメントをデザインしてみました。
一つ目は、えんじ色の矢車草の曲線を活かし、白いドクダミの花と葉っぱが際立つように、全体的にお花を密集させて挿してみました。
ドクダミの葉っぱの面や矢車草やオオキンケイギクのゆるいカーブが、お花たちを少しだけドラマチックにしています。
器には、クルクルワイヤーをかけています。
上記の花をすべてとりはらい、こちら↓は、矢車草もドクダミも茎のラインの流れが見えるように挿してみました。
こちらのデザインの方がお花の密度がゆるい分やさしいイメージになり、花の姿がよく見えるため、カラフルにもみえるかもしれません。
どちらのデザインも写真だと平面的に見えるため、前面の葉っぱや花で奥の花や葉っぱが見えませんが、実物を見た方が、立体的な分、花が多くみえます。
その日の気分でお花のデザインを変えるのも楽しいものです💖。
6月29日・・
どちらも、花をぐるぐる回しながら、茎の流れや花の姿を『意識』して挿すことで、それぞれのお花が『意思』をもって、そこに存在しているように見えます。
小さな植物でも『存在感』をあたえてあげるとイキイキと見えます。
6月20日・・
河原のオオキンケイギクもそろそろ終わりがちかくなってきています。
白山吹の葉の緑をそえて、ゆるい感じの花あしらいです。
オオキンケイギクの花は、あちこち向いている方がナチュラルな仕上がりになります。
6月29日・・
まだまだ、オオキンケイギクの花が咲いています。
こちらは、花を密集させてみました。ちょっとグラフィックな感じなります。
6月24日・・
オオキンケイギクと斑入りのドクダミで花あしらいしてみました。
トルコブルーの器にオオキンケイギクの黄色が映えます。
7月5日・・
お散歩に行く河原には、ヤブカンゾウがあちこちに咲きだしました。オオキンケイギクもまだまだ元気でしたので、花器にクルクルワイヤーを入れて、挿してみました。
黄色とオレンジは太陽の色、梅雨時でもこんな元気カラーなお花があるとブルーな気分を吹き飛ばしてもらえそうです🧡。
7月11日・・
上記のヤブカンゾウは、1日でしぼみ、オオキンケイギクも終わりかけのお花があったので、ヤブカンゾウは新しくし、オオキンケイギクは元気なものだけ残し、リニューアルしました。
上記は、茎の流れや花の向きが見え、空間があるため自然を感じるナチュラル・アレンジメントになっています。
一方、下記は、花の茎が見えず花が強調され密集しているため、フレンチスタイルのアレンジメントになっています。
7月6日・・
こちらは、ガラスの器にクルクルワイヤーをいれて、ヤブカンゾウと白山吹の葉だけのシンプル・アンレジにしてみました。
ブルーのガラスの器で涼やかに、そして、オレンジと黄緑の配色で元気&リラックスできます。
5月16日・・
今年は、ピンクのミニバラがまだ1輪しか咲いておらず、それでも、とてもいい香りがするので赤いバラと共に花あしらいしてみました。
ただ器に挿しいれただけのデザインです。
6月18日・・
一昨年、苗を植えたラベンダーも今年は、去年の倍ほどの花をつけてくれたので、花が咲ききる前の香りのいい状態のものを収穫しました。
奥に見えるレモンバームは、摘み取りフレッシューバーブティーにしていただきます。
下記のようにリボンで束ねたラベンダーはつるしておくと、ドライになり、清涼な香りをあたりに漂わせてくれます。
ラベンダーを束ねるためにとった下葉も小さな器にいれておくと、しばらくいい香りを楽しめます。